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取り込んだ画像をレタッチする
AdobeのPhotoShopなどお金をかければいくらでも便利なソフトはありますが、
Freeのソフトでも多少の不便を我慢し、頭を使って上手に扱えばかなりの機能が再現できます。
ここでは、PictBearというソフトを使って画像素材作りに挑戦してみましょう!

基本的なツールバーの使い方
※もしツールバーが出ていないときは、表示→コントロールバーから必要なツールバーを選んで出すことができます。
1.メインツールバー

左から順に、
@新規作成:縦横のサイズを指定して新しいキャンパスを作る。(作業中のデータを閉じてしまう。)
Aファイルを開く
B上書き保存
Cカット
Dコピー
Eペースト
F取り消し:ひとつまえの操作を取り消す。
Gやり直し:取り消した操作をやり直す。
Hズームイン
Iズームアウト
Jイメージの編集
Kマスクの編集
Lブラシ:ブラシの形を選択
Mレイヤー:レイヤーウインドーの表示
Nパレット:色パレットの表示
Oツールの詳細:現在選択しているツールの詳細を設定できる
Pルーペ:細かい部分を拡大してみることができる
Qスクリプトの実行:プログラムを書いて連続処理などをさせる。

◆MNOは押すことで次のウインドーを呼び出せます。
Mレイヤーウインドー
    

Nパレットウインドー
    

Oツールオプションウインドー
    
2.描画ツールバー

左から順に、
@表示画面よりも大きな画像を扱っているときにドラッグして表示部分をずらすことができます。
A画像の表示拡大率を変更できます。
B選択中のレイヤを移動することができます。
C選択中のレイヤを矩形範囲選択します。
D選択中のレイヤを自由に選択します。
E選択したピクセルと類似した色の部分を自動で選択します。
Fブラシで描画します。
Gエアブラシで描画します。
H鉛筆で描画します。
Iいろいろな効果を部分的に使用します。
Jクローンブラシ:SHIFT+左クリックで選択した部分をクローニングします。
Kクリックした位置の色を取得します。
L消しゴムツール
M選択中の範囲をグラデーションで塗りつぶします。
N一色で塗りつぶします。
Oテキストを入力します。
Pいろいろな形を描画します。
画像の回転
○画用紙のイラストを取り込ん次のような画像2枚に分かれてしまいました。
 
ライオンとねずみ(左) ライオンとねずみ(右)


◆最初に取り込んだライオンとねずみ(右)の画像の向きを変えたいと思います。
「イメージ→イメージの回転」で簡単に回転することができます。
できました
背景のムラを消す
○次に背景のムラを直したいと思います。
◆塗りつぶしツール()を使い、背景の部分を塗りつぶしていきます。

似た色の部分が一度に塗りつぶされます。
ツールオプションで類似度の範囲を0〜254まで調節できます。
◆どうしても下図のような汚れは残りますが、それは消しゴムツール()で消しましょう。
きれいになりましたか?
画像を貼り合せる

○きれいな画像ができたので貼り合わせて目的の画像を作りたいと思います。
◆左右の画像をそれぞれ別のPictBearで開きます。

画面下のタスクバーに2つのPictBearが表示されます。
◆このソフトは移動ツール()を用いて最初の画面から外に移動させると、出た部分が消えてしまうバグがあります。もとの画像より大きい画像を作りたいときには、はじめに作業エリアを拡大しておく必要があります。
上のメニューから「イメージ→キャンバスサイズの変更」とたどります。

今回の場合、左の画像に右の画像を貼り付けることにしました。
縦横比を固定しない状態にして、幅を2倍ほどにし、もとの画像を左端に表示させることにしました。


◆右側の画像を開いたPictBearで画像をコピー()します。そして、タスクバーをクリックして左のページを開き、貼り付け()ます。

この画面の状態では、左のページの上に貼り付けた右のページが重ねて表示されています。


◆貼り付けた画像を移動ツール()でぴったりと合う位置までドラッグして移動させます。

※ スキャナーで大きな紙から取り込むとき、周辺部分は色や形がゆがむことがありますので、貼り合わせる時に合わなかったら、少し切り取ってみるとよいでしょう。

◆できたら、必要な部分を下の写真のように矩形選択()し、必要な部分だけにしてしまいます。


「イメージ→トリミング」とすると矩形選択した部分以外は削除されてしまいます。



→このような画像ができました。
→名前をつけて保存しましょう。取り込んだフルカラーの画像ならJPEG形式がお勧めです。


必要な部分だけを取り出す
○つぎにねずみの部分だけを素材として取り出したいと思います。

◆ねずみの周囲をちょっと大きめに矩形選択()し、コピー()、別個に新しく開いたPictBearに貼り付け()、周囲の要らない部分を消しゴム()等できれいにします。



周囲の余白を自動選択ツール()で選択して、
 

選択範囲を反転して、トリミングすると
 
このような画像ができますが・・・。



パワーポイントでの画像の扱い
◆パワーポイントに貼り付けると周囲が白いままになってしまいます。

そこで、一旦ビットマップ形式で保存します。それから「挿入→図→ファイルから」で保存したファイルを指定し、パワーポイントに取り込んでから画像ツールバーの透明化()ボタンを使って白い部分を透明化してください。
★注意★
部品全体が白っぽい場合この方法では必要な部分まで透明化されてしまうことがあります。
その場合は、一旦周囲をピンクや黄緑などで塗りつぶして、ビットマップ形式で保存してから読み込む方法をお勧めします。


◆さらにライオンの部品も追加してみます。(ライオンの足が先ほどの画像と違っていますね。左足をコピーしてまっすぐな右足を作ってみました)

後から追加した素材が上に表示されます。
ねずみを上に出したいときは、ねずみを右クリックして「順序→最前面に移動」で前に出てきます。


※ 背景が白など一色でない場合は自由選択ツール()を使い一回り大きめに切り抜いたあとで要らない部分を切り取っていきます。マウスではちょっと大変です。
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